2005年05月11日(水)
■ 平和ボケというずるさ
イラクでテロ組織の人質になった日本人がその道20年の軍人だった件で思ったこと。(サンスポはもうほとんど「まとめサイト」だな)
ここ10年は音信不通だったと兄の弟さんが泣きながら会見している映像を見て、スタジオのコメンテーターが、何を好きこのんでそんな危ない仕事を…ご家族がかわいそうだ的な文脈で「人は一人では生きていけないんだから」と言ったんだけど、それちょっと違うんじゃないの?と思った。
世の中から争いがなくならないかぎり、誰かがやらなきゃいけない危険な仕事もなくならないわけで、人は一人では生きていけない…その通りだけど、今自分が安全に平和に生きていけるのも、誰かが自分の代わりに危険なことを引き受けてくれているからかもしれないじゃない。自分から半径1メートルの目に見える近しい人だけが自分を支えてくれてるわけじゃないじゃない。どっかで知らない誰かに生かされてるかもしれないじゃない。
じゃあ工事現場で高所作業する人が落ちてご家族が泣いてたら同じこと言うんですかっていう。誰かがやらなきゃいけない危険なことした人に対して、自分は安全なとこにいながら家族愛を説教するなんて、平和ボケもいいとこだなあと思った。
でももし自分が母親の立場だったとして、神様に「戦場に行って20年音信不通の息子と、成人後働かないで20年パラサイトする息子どっちが欲しい?」って聞かれたら、ボンクラでも生きていてくれる息子の方を選ぶかなあ…と思って、私も危険は他人におしつけてぬくぬくと平和に浸かっていたいだけの一人だなと気付いた。
| Category : 日記
コメント
いやぁまったく同感。
あんたいいこと言うねぇ。
思わずトラバっちゃったじゃねぇか。
Posted by 悪憎ルパン4世 at 2005年05月17日 11:49
おわー!トラバありがとうー!
Posted by チョコラ at 2005年05月21日 01:32





